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鉄道工事で活躍する列車見張り員が受けるクレペリン検査とは

こんにちは!東京都府中市に事務所を置き、鉄道工事に勤しんでおります株式会社鋼和企業です。
列車見張り員が受けるクレペリン検査とは、一体どういったものなのでしょうか。
そこで今回は、列車見張り員が受けるクレペリン検査について解説いたします。
鉄道工事に携わりたい方は、参考にしていただければ幸いです。

クレペリンは法令で定められた適性検査

黒板はてな
列車見張り員が受けるクレペリン検査は、法令で定められた適性検査です。
法令により、列車の乗務員はいくつかの適性検査をクリアしなければいけません。
その適性検査の1つが、クレペリンとなっているのです。
駅員から車掌、運転士というコースで入社するケースでは、採用試験時にクレペリンを受けることが必須です。
もしクレペリンに合格できない人が採用された場合は、将来乗務員に登用できません。
無駄な採用となってしまわないように、採用段階で適性検査をしておくということです。

作業量の変化をチェック

クレペリン検査においては、作業量の変化がチェックされます。
ひたすらに足し算を行っていくのが、クレペリン検査の方法です。
一桁の数字が横に並べられたものが何行もあり、一番上の行の左端から足し算をスタートしていきます。
隣り合った数字同士の足し算を行い、一の位の数字のみを書くのです。
そしてこの要領において、左端から順に隣同士の数字を延々と足し算をしていきます。
通常の人であれば、行により足し算できた数、要するに作業量が変化します。
クレペリン検査の目的は、この変化から被験者の性格や作業傾向などを把握することです。

作業の量・正確性もチェック対象

作業量の変化だけでなく、作業量そのものや作業の正確性も判断されるのがクレペリン検査です。
単純な一桁の足し算であるため、1分間で20個しか足し算ができなかった場合には、能力に問題があるとみなされてしまいかねません。
そしてあまりにも計算間違いが多い場合にも、能力に問題があると判断されるでしょう。
一般的な学生の方であれば、作業量そのものや作業の正確性において通過できる可能性があります。

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