こんにちは！東京都府中市を主軸として、鉄道工事に勤しんでおります株式会社鋼和企業です。
鉄道工事で持っていると便利な、毒物劇物取扱責任者とはどういった資格なのでしょうか。
そこで今回は、毒物劇物取扱責任者について解説いたします。
鉄道工事の現場で仕事がしたい方は、参考にしていただければ幸いです。

毒物・劇物とは

劇物や毒物の内容については、毒物及び劇物取締法（第二条）により定義されています。
医薬品および医薬部外品以外のものが、毒物及び劇物指定令における毒物として該当します。
例えば、アジ化ナトリウム及びこれを含有する製剤であり、アジ化ナトリウム0.1%以下を含有するものを除くのです。
そして劇物についても、医薬品および医薬部外品以外のものを指します。
無機亜鉛塩類が該当し、炭酸亜鉛や雷酸亜鉛などは当てはまりません。
また特定毒物とは、例えばオクタメチルピロホスホルアミドを含有する製剤や、四アルキル鉛を含有する製剤などが含まれます。

活躍の場・資格の種類

毒物劇物取扱責任者が活躍するのは、塗料や染料、農薬などの製造業者や、輸入・販売業者、薬局、メッキ工場、ホームセンターでの業務です。
製造や販売などの業務を、毒物劇物取扱責任者が担うことができるということです。
また毒物劇物取扱責任者は、各都道府県の薬事関係主管課主催による国家資格であり、試験は年に1回行われます。
試験を受けられるのは1年に1度のみという点を、覚えておきましょう。
すなわち、1年間十分に試験の準備を行うことができるということです。

試験の種別・内容

試験の種別により、扱える毒物および劇物が限定されることを知っておきましょう。
例えば、一般は毒物または劇物の全品目を扱う責任者であり、農業用品目は農業用の毒物または劇物のみを扱う責任者です。
また試験時間は、一般が1時間・農業となっていて、特定は1時間30分です。
筆記試験は、四肢択一式のマークシートとなっています。
出題内容としては、毒物および劇物に関する法規や基礎化学などが該当します。

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