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取得しよう!保線業務に有効となる資格3つ

こんにちは!東京都府中市に所在して、鉄道工事を担っております株式会社鋼和企業です。
鉄道工事の保線業務において、有効となる資格があります。
そこで今回は、保線業務に有効となる資格について解説いたします。
保線業務には、一体どういった資格が有効となるのでしょうか。
鉄道工事の現場で活躍したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

測量士

ひらめきキューブ
保線業務に有効となる資格には、測量士が該当します。
測量士と測量士補があり、測量会社においては配置をすることが義務となっています。
保線業務としては、軌道移設や分岐器を新設する時の方位を測るために、トランシット測量が行われるのです。
目標物をレンズで視準した上で、水平方向と垂直方向へと回転させることで、基準からの水平角度と鉛直角度を測定できるのが、トランシット測量です。
そして連接軌道踏切の軌道こう上、あるいは踏切の道路縦断勾配を測定することを目的に、レベル測量のみを行います。
資格が必須だというわけではないものの、知っておくと便利です。

衛生管理者

衛生管理者も、保線業務に有効となる資格の1つです。
労働安全衛生法に基づいた、安全衛生全般を管理する資格が衛生管理者です。
衛生工学と第一種、第二種があり、常に50人以上の労働者が働いている事業場では、選任が義務となっています。
なお保線職場は工業的職種に該当することから、第二種では選任できず第一種以上が必要でしょう。
職場で誰かが取得しているから自分は不要と考えずに、受験することは大きな意義があります。
保線作業に繋がる、労働安全衛生法を学ぶきっかけとなるからです。

防火管理者

防火管理者は消防法に基づいて、甲種の場合は50名以上の収容人数となる事務所などの、特定の人が出入りする建物などへの配置が義務となります。
資格の種類には乙種もあるものの、取得する場合は甲種が望ましいでしょう。
関連した資格には消防設備士もあるものの、消防設備の工事あるいは点検を自ら行うとしたら必要になる資格です。
例えば、総務から委託されたグループ会社社員が点検などを行うことが多くあり、消防設備士が必須というわけではありません。
甲種の防火責任者は、職場の責任者になる前に取得しておくことが適しています。

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