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鉄道工事の時間を確保するための終電繰り上げが検討中?

こんにちは、株式会社鋼和企業です!
東京都府中市を拠点に、JR武蔵野線・南武線・中央線で軌道整備やレール交換といった鉄道工事を行っております。
今回のテーマは「鉄道工事の時間を確保するための終電繰り上げが検討中?」です。
近年の人手不足の解消や、工事計画にゆとりを持たせることを目的に、終電の繰り上げが検討されています。
終電を繰り上げることで、作業時間の確保や人員不足の解消につながるのでしょうか?
ぜひ最後までご覧くださいね。

終電繰り上げで人手不足は解消できる?

メリットとデメリット
終電の繰り上げることで、人員不足の解消や工事計画に余裕が生まれるといわれています。
近年、どの業界も人手不足が慢性的な問題となっています。
鉄道工事業界も例外ではなく、若年層の定着率が低いと嘆く会社も多いようです。
作業員が減ると工事を終わらせるのは難しくなってきますよね。
終電を繰り上げることでそういった悩みを解消できるのではないか、と考えられています。
終電を一時間早めれば工事をする時間が一時間増えて、少ない作業員でも工事を行うことができ、余裕のある工事計画なら作業員の労働環境の改善にも繋がります。
離職率の減少や採用促進につながるのではないでしょうか?

工事時間を増やせない路線もある

工事時間を増やせない路線が貨物列車です。
工事を始める直前の列車が貨物列車だった場合、旅客列車の終電を繰り上げても工事時間は増やせません。
JR旅客会社は「工事時間確保のために貨物列車の走る時間帯を縮小させたい」、JR貨物は「走行時間帯は確保したい」といったように、利害が相反しているため、ダイヤ改正が必要になってくるのです。
また、大規模な工事を行う場合、貨物列車を時刻変更する場合もあります。
時刻変更は荷主にも影響が及ぶので、工事の数か月前から、JR旅客会社とJR貨物でダイヤの調整をしなくてはなりません。

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鉄道工事は夜間の3時間~5時間のうちに作業を完了させなければいけないため、スケジュール管理が重要なお仕事です。
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最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。