鉄道工事に携わりたい方必見!線路の点検はどうやるの?
こんにちは、鉄道工事業者の株式会社鋼和企業です。
東京都のJR武蔵野線・南武線・中央線で軌道整備や保守点検などの保線工事を手掛けております。
鉄道工事の保線工事では点検作業を行いますが、どのような方法で点検を行っているのか知っている人は少ないのではないでしょうか?
今回のテーマは「線路の点検のやり方」です。
ぜひ最後までご覧くださいね。
線路の状態を検測する車両がある
線路検測を行い、線路の状態をデータ化する車両があることをご存知でしょうか?
例えば、東海道・山陽新幹線を走るドクターイエローは、270km/hで走行しながら線路や電気設備の状態を確認します。
JR東海在来線を走る「ドクター東海」も同様に、レーザー光を使用した非接触型の検測装置が搭載されているのです。
レール内部の傷や摩耗を調べる「レール探傷車・レール検測車」という車両も存在します。
これらの車両を昼間走行させて検測・データ化することで、夜間の線路メンテナンスが可能になるのです。
また、夜間の作業が終了した際は、確認車という車両が走行することもあります。
線路内に異常がないか、忘れ物がないかを目視とセンサーによって点検します。
作業員がくまなく歩いて点検する
点検や検測を行うのは車両だけではありません。
担当する区間をあちこち歩いて、レールの歪みやボルトの緩みを点検する「徒歩巡回」も行います。
目で見て確認する目視や、ハンマーを使って音を出し、異音がしないかどうかチェックしたり、特殊な道具を使ってレールの幅や凹凸を測ったりします。
この点検作業も日中に行っていることが多いです。
最近ではスマートフォンで列車の揺れを判定し、線路点検の効率を高めるシステム開発も発表されました。
安価で簡単に導入できるため、経営状況が厳しいローカル線などで活躍するのではないか、と期待されています。
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一つ一つの作業に責任感を持ち、キッチリと仕事を仕上げることをモットーとして、皆さまの暮らしを支えるため、日々邁進しております。
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