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保線作業に必須のマルチプルタイタンパーとは?

こんにちは!
株式会社鋼和企業は、JR東日本八王子支社管内で鉄道工事を手掛けております。
弊社の業務は、分岐器や道床、枕木、レールの交換や軌道整備といった保線工事です。
今回は「マルチプルタイタンパー」という保線機械についてご紹介いたします。
マルチプルタイタンパーとはなんなのか、どのような場面で使われるのか、鉄道工事未経験者の方でも、入社後安心して仕事ができるように予習しておきませんか?
ぜひ最後までご覧ください!

マルチプルタイタンパーとは?

疑問形
マルチプルタイタンパーとは鉄道保線用機械の一つで、電車のようにレール上を走行できる機械です。
毎日電車が走行しているレールは、摩耗し歪みが生じてきます。
その歪みを矯正するために使われるのがマルチプルタイタンパーです。
マルチプルタイタンパーは、機械操作に2人~3人、その他の監視などに1~2人で作業できるのがメリットで、100mを10分~15分程度で搗き固められます。
マルチプルタイタンパーがなかった時代は、ツルハシやタイタンパーという工具で保線工事を行っていました。
しかし、大量の人員と長時間にわたる作業時間が必要になってしまい効率的とはいえません。
そこで開発されたのがマルチプルタイタンパーで、これが導入されたことにより大幅な作業時間の短縮に成功したのです。

マルチプルタイタンパーの機能

機械がレールを掴み、ミリ単位で持ち上げて枕木の下に隙間を設けます。
そこにツールと呼ばれる詰めのような部分で砂利を搗き固め、枕木下に砕石を入れて既定の高さに線路を直していくのです。
搗き固めだけでなく、高さの調整や左右方向の歪みも直せる能力もあり、保線作業では欠かせない存在となっています。

株式会社鋼和企業で鉄道工事に関わりませんか?

赤い矢印
弊社では軌道整備や保守点検を行う保線作業員を求人募集しております。
終電から始発までの夜間3時間~5時間を作業時間としており、その間に作業を完了しなければならないため、スケジュール管理が非常に重要なお仕事です。
経験・未経験一切問わず、18歳以上の普通免許をお持ちの方であればどなたでも歓迎いたします。
鉄道工事に興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にご応募ください。
弊社で鉄道工事の保線作業員として活躍し、社会に大きく貢献しましょう!
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。