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鉄道保線作業で使われる道具を予習しよう

こんにちは!
株式会社鋼和企業は東京都府中市を拠点に、JR東日本八王子支社管内での鉄道保線工事を手掛けております。
今回のテーマは「鉄道保線作業で使われる道具」です。
鉄道保線作業ではどのような道具が使われているのか、解説いたします。
未経験の方は、本コラムで道具の用途や使い方を知り、入社後の業務の参考にしていただけると幸いです。

鉄道保線工事で使われる道具

夕焼けの線路

標準ゲージ

レールとレールの幅や高さのズレを測るために使います。
日常点検でよく使われる道具の一つです。
水準という、左右のレールの高さが適正か測るゲージが備わっているものと、それぞれ単品になっているものがあります。
しかしほとんどの場合はセットになっており、現在ではデジタルが主流です。

三点棒

正式名称は「簡易型通り高低測定器」といい、レールに沿って縦に計測をする道具です。一般的には5mごとに測定する地点が作られています。
両側にいる人が測点に合わせて糸を張り、中心の人が数値を測ることで、どの部分が歪んでいるのかを調べることができるのです。
レールは簡単に曲がってしまうので、厳しく定められたルールに基づいてミリ単位で直さなくてはなりません。
直線だけでなく曲線でも同様に手直しをして、美しいカーブをキープしています。

スコップ・ウマ

保線作業でほぼ毎日使うことになるのが、スコップとウマです。
スコップは農作業でよく見るものと同様に、先が尖っているものと四角い形のものを使います。
そして「ウマ」と呼ばれる先端がギザギザした形の保線工事特有のスコップも使います。
ウマは、一人がスコップのように差し込み、もう一人が先にくくられているロープを引っ張るという使い方をします。
一人で作業するよりも効率が良く、体力の消耗を抑えるといったメリットがあるのです。
会社によって呼び方が異なりますので、しっかり確認しておきましょう。

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パズルピース
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最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。