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鉄道工事で行う道床交換とは?バラストとの違いは?

こんにちは、株式会社鋼和企業です!
東京都の鉄道で軌道整備などの保線工事を手掛けております。
今回のテーマは「道床とバラスト」についてです。
道床もバラストも皆様には聞きなじみのない言葉かもしれません。
道床とは何か、バラストとは何かを解説いたしますので、ぜひ最後までご覧ください。

道床とは?

線路
線路は、軌道というレール・枕木・道床の構成でできた層と、それを支える路盤でできています。
路盤の上にバラストという石を積み上げてできたものが「道床」です。
レールや枕木の下の部分が「道床」、といえば覚えやすいのではないでしょうか?
道床は枕木の位置を固定し、軌道の歪みを防止したり、列車の二重を分散させたり、乗り心地を良くすることを目的としています。
道床には、砕石を積み上げた「バラスト道床」と、コンクリート製の「コンクリート道床」の2種類があります。

バラストとは?

バラストとは路盤の上に積み上げる石のことです。
山中の岩盤を切り出して砕き、バラストに適した石を作っています。
バラストは岩盤にダイナマイトを仕掛けてひび割れを作り、切り出した岩をプラントで機械を使って砕くことで作られます。
最初からバラスト用に砕くのではなく、砕いてできたものの中から鉄道用に適したものを選別して貯めておくのです。
大きさは60mm~20mmが適しており、細長い石や平べったい石は使えません。
石の種類は、安山岩や玄武岩といった火山岩で、組成によって密度が異なるため質の良い岩盤かどうかを見極める必要があります。

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パズルピース
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最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。