コラム

column

保線作業員なら知りたい!レールのあれこれ

こんにちは!東京都府中市に拠点を構え、JR武蔵野線・JR南武線・JR中央線で鉄道点検や鉄道工事を承っている株式会社鋼和企業です。
安心・安全に鉄道が運行されるための工事を行っており、主な作業は路線の検修・トラックマスター検測・軌道整備・レールやマクラギ交換・分岐器全交換工事・バラスト交換です。
レールは、摩耗・歪みなどが起きてしまうパーツのため、正確な施工と点検・補修が欠かせません。
今回は鉄道工事に興味をお持ちの方に向けて、保線作業員として働くために知っておきたいレールの構造や素材についてご紹介いたします。

レールの構造

レールの構造
列車が走行するためのレールは、列車の荷重に耐え、摩擦に強い構造でなければなりません。
1つのレールの大きさは1m当たりの重さで区分されており、列車の通行回数が多い路線では、乗り心地・騒音や振動の減少対策として重いレールが必要です。
また、レールは鋼材のため、温度の変動に合わせて伸び縮みが起きます。
そのためレールの構造は伸縮を考慮した間隔となっており、調整するための緩衝レールを取り付けることもあります。
このようにレールの構造では、安全な列車の運行を実現するために、さまざまな調整が重要になるのです。

レールの素材

レールは鉄を主成分として、微量のマンガン・珪素・燐・硫黄・銅・錫・ニッケル・クロームなどを含む鋼材からできています。
鉄100%ではなく、さまざまな素材が混合されている理由は、レールに硬くて折れない性質を持たせるためです。
鉄に限らず金属は、硬くなることで折れたり割れやすくなる性質を持っています。
そのため、硬さと折れにくさを両立させるには、マンガンなどを加えて靭性を高めなければなりません。
レールは、硬くて折れにくいレールをつくるために、さまざまな素材が欠かせないのです。

【求人】鋼和企業では新規スタッフを募集中!

求人25
現在弊社では、保線作業員として軌道整備・レール交換などの鉄道工事に携わっていただける新規スタッフを募集中です。
経験者・未経験者を問わず、仕事とプライベートを両立して働きやすい職場環境をつくっています。
また、スタッフが安全かつ確実に施工を進められるよう、声掛けを重視するなどのチームワークを生かした雰囲気が弊社の特徴です。
このようにメリハリをつけて働くことができる環境を整えておりますので、弊社で鉄道工事に取り組んでいただける方からのご応募をお待ちしております。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。